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ホントにあったコワイ話
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◇◆ホントにあったコワイ話◆◇
コワイと言うより「なんじゃ、そりゃ」です。
シャレにならない場合もあり。

◇◆話、通してありますから◆◇

ある即売会で、出会いがあった。
そんな、なんの変哲もないハズの友人関係から始まった、なんじゃそりゃ、な出来事。
新しいお友達(以下Aさん)は20代後半の女性。
お仕事は新聞社に勤めていたけど退職、との事。
ま、そんなプロフィールでした。
このプロフィールがまったくの嘘だった……。
そもそも、友達相手に身分証の確認はしないから、この嘘は長い事バレなかった。
その間のおつき合いはごく普通。
他は全員成人してましたんで、食事に行ったり、カラオケに行ったり。
お互い家の行き来はなかったけれど、即売会の後には必ず一緒に遊ぶ、仲良しでございました。
さて、この彼女の嘘がバレたのは、ある本来なら目出たい出来事がきっかけでございました。
当時のグループの中にいた友人(男性:以下B氏)が、彼女に「プロポーズ」したんです!
この2人、当時、実にキヨラカなおつき合いをしておりました。(なんで、こんな事知ってるかってーと、B氏からのノロケ話を電話で散々聞かされてたから……大事にしたい女性だとかどーとか……ちッ(笑))
この「プロポーズ」については、Aさんから聞くより早く、Bさんの方から聞いておりまして、その後Aさんから、
「実はプロポーズされて、受けようと思うんだ……」
と聞いた時には、皆B氏の純情の勝利を心から祝ったものでした。
年令的にもバッチリつり合うカップルでしたし。
ええ、ホントに。
あの日が来るまでは。

さて、プロポーズ成功でほぼ満願成就、ウキウキ状態で「いつ頃御両親に挨拶したらいいかなー」なんて考えていたB氏の職場で、その事件は起こりました。
見覚えのない男性が突如現れ、こう叫んだんです。
「Bを出せ! ウチの娘を傷物にしやがって! 娘はまだ高校生なんだぞ!!」
B氏、困惑です。
女子高校生を傷物にだなんて、まったく身に覚えがありません。
第一、彼には「大事にしたくて手も出してない」婚約者がいるのです。
困惑しつつも対応せねばならず、とりあえず「社長室」に御案内。
社長、彼が20代後半の女性と婚約した事を、すでに知っていました。
困惑しつつも社長と二人、突如現れたこの男性の話を聞く事に。
男性の話はこうでした。

ある日、高校生である自分の娘が、突然結婚すると言い出し、婚約指輪を見せられた。(これがまた、18金、プラチナ、ダイヤモンド入りだったんだな……)
問いただすと、Bと言う男で勤め先はここだと言った。
パパ逆上→会社に怒鳴り込み。

なんじゃそりゃ!?

ええ。
実際のAさんは、当時
「高校生」
某県で有名な私立女子高に通ってたらしいです。
この後の修羅場は、多分皆さんが想像してくれるかと思います。
とにかく大変だったんです。
B氏は深く傷付き、人間不信になった挙げ句、自殺寸前のところを異変に気づいた友人代表がアパートに駆け込んですんでのところ引き止めに成功。(ホントです:この人以下C氏)
その間、Aさんは自宅に謹慎状態でしたが、当時の友人達の元にはポツポツ手紙が来てました。
……いまだに自分を20代後半に設定した内容の手紙が。
あーもしもし?
反省の色まったくなしですか?
まだ私達が知らないと思ってますか?
人が一人、世を儚んでしまうところだったんですが、わかってますか?

Aさん、私達がすべてを知ってる事に気づいたのは、それから半年も後の事だったでしょうか。
その半年の間、私と友人達は示し合わせ、Aさんからの
「嘘で固められた手紙」を受け取り、何も知らないふりで返事を書き続けました。
B氏の潔白を、なんとしても証明しなければならなかったからです。
当時の友人達の間で、届いた手紙を書き集め、すべてコピーし、娘を傷物にされた、娘はいい子で騙されたんだ、裁判にする、と言ってきかない御両親に、現実を知ってもらいました。(私も悪い友達代表みたいに言いふらされてたみたいですな……Aさんの口から。ははは)

騙された挙げ句に、一方的に犯罪者にされちゃあ、B氏、ホントに生きていけないだろうが(怒)

御両親とB氏の話し合いには、C氏が付き添っていたんですが、手紙を見せるまでは、ホントに酷かったらしいです。
現実を知った瞬間に、御両親、愕然だったそうですが。(そりゃそうだろうな……)
さてさて。
嘘がバレたと気づいた(遅い)Aさん、ある日突然菓子折り持って、私の住まいにやって来ました。(一人きりで家から出すなよ、御両親……)
「嘘をついて悪かった」
はいはい。
「現在、親と話し合いをしている」
してくんなきゃ困るな。
「親戚の家に預けられる事になりそうで、転校もする」
ま、それもありだろう。
「遺産の相続権を放棄する事になると思う」
……はあ? まだ高校生なのにそこまでの話になんの?
「今は話せないが、いずれすべてに決着がついたら、きちんと何がどうしたのかを話す」
……。
……。
……。

なんじゃそりゃ?

それっきり、Aさんが私の前に姿を現す事は……。
あったんだよ(苦笑)
2年後くらいだったでしょうか。
国内で最も大きい即売会の会場(当時、春海)での事。
私のサークルスペースの前に、前触れもなくAさんが。
実はAさん、件の事で国内で最も大きい即売会関係者にも多大な御迷惑をかけておりました。(詳しくは言えないんですが、私らがいつまでも騙されてた理由もこの辺りに関係)
本来なら、顔出せる事も出来ないはず。
「……何やってんの、こんなところで」
と私が訊ねると、
「大丈夫です、関係者には話を通してありますから」
と来た。
その後、当日会場の中にいたC氏に私が連絡をとってみれば、
「話が通ってるだと? 見つけ次第、ボイラー室まで連れて来い(怒)」
との事でございました。早々に立ち去っちゃったんで、見つからなかったけど。
……また嘘かよ……。
Aさんの最後の消息はこの時で、大阪に行ったとか行かないとか、様々な噂はあったものの、現在、どこで何をしているかはわかりません。(でも、サンシャインで見たって人もいるんだよな……)

ところでAさん。
あれから10年近い月日が流れました。
そろそろ、すべての事に決着ついてるんじゃないんですか?
何がどうしたのか、話してくれるんじゃなかったんですか?
B氏からふんだくった指輪はちゃんと返しましたか? アレ、高価ですよ?
実は私、いまだに待ってたりするんですが。
その為もあって、ペンネーム変えてないんですが(笑)<ちょっと嘘(笑)
Aさん、あなたの趣味、性格から考えると、恐らくネットには出入りしてるんじゃないかと思うんですけどー?(ここを見てるかどうかは別にして(笑))
とにかく、どこかで出会っちゃったら、当時は出来なかったので
「一発殴らせろ」よ?<ちょっと本気(笑)
Aさん?
Aさん? うふふ?
お前の事だ、伊集院!!(当時使ってた偽名……名前まで嘘かよ……)
とっぺんぱらりのぷう。

※この話を書くにあたって、C氏は許可を下さってます。B氏が今どこで何してるのかは知りませんが、小説にしてもいいとか言ってたんで、許可くれたものとします。
……強く生きててくれよ、B氏……。

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